はじめに:外商カード以外も年会費値上げ
前回の記事で外商カードの変更点を紹介しましたが、外商カードだけでなく、普通カードについても年会費が1,100円→2,200円、ゴールドカードは7,700円→11,000円となります。(いずれも税込)
株主優待を使いたい人は使えるクレジットカードが限られている
Jフロントの株主優待は、食品に関しても10%オフになるなど他社より優れている点があります。しかしながら、使えるクレジットカードは基本的にJFRカード発行のカードに限定されています。
JFR発行のクレジットカードは全て、2021年に特典・年会費が改定されるようなので、しんどいです。(株価下落の含み損に加えてこの仕打ち・・・・)
ですが!1つだけJFRカード発行ではないカードがあります。
博多大丸カード
「博多大丸カード」は三井住友FGのセディナカードが発行しているクレジットカードで博多大丸との提携カードです。ですが、博多大丸に限定せず全ての店舗で株主優待が使えるようです。
また、年会費についても永年無料です。(2020年9月現在)
ポイント還元率は、大丸・松坂屋各店での利用は1%で、他のVISA加盟店では0.5%となります。また、大丸福岡天神店での買物金額100万円以上(税別)の場合は、翌年1月から12月までの1年間、定価商品について100円(税別)につき10ポイントとなるようです。
年会費無料のカードとして考えると十二分なスペックです。
上記の情報はあくまで現時点のもので今後改定される可能性がありますが、現時点でこのカードを発行すれば、少なくとも次回更新まで年会費無料で保有することが可能です。
株主優待の利用カードから外される可能性もあり得ますが、すぐに使えなくなるということはないと思われますので、更新が近い外商カード以外の方は、こちらのカードに切り替え様子も見るのも一つの手だと思います。
セディナカードは長らくダイエーの子会社であったので、流通系のクレジットカードを多数発行しています。ですので、大丸との付き合いも長いはずです。ただ、現在は三井住友カードと同グループですので、JFRカードの改定に追従しそうに思います。(このカード自体が廃止される可能性もなくはないのでは?と個人的に思いますので早く申し込んだほうが良いかもしれません。勝手な予想ですが。)
H2Oリテイリング(阪急・阪神百貨店など)は他社カードでも株主優待を遣える
本題とは逸れますが、H2Oリテイリングでは、他社カード(ペルソナカード)以外でも株主優待と併用してクレジット支払いが可能です。(2019年4月より)
Sポイントカードを利用して、クレジットカードのポイントとSポイントの二重取りすることはできませんが、自分の好きなクレジットカードのポイントを貯められます。マイル還元率の高いカードを使えるので、無理してJFRグループの店舗を使う必要についても考えさせられますね。
とはいえ、食料品で10%オフになるJフロント株主優待のメリットもあるのですが・・・。
編集後記
今回は年会費永年無料で維持できて、JFRの株主優待が使えるクレジットカードとして、「博多大丸カード」を紹介いたしました。
自分は外商カード継続の是非について未だ決めかねているのですが、どの百貨店をメインで使うかも含めていろいろと考え直さないといけないなと感じました。
少しでもお役に立てれば光栄です。お読みいただきありがとうございました。