目的
MacBook Pro 2018とWindowsPCを同時に接続してモニター1枚で長時間快適にテレワーク+趣味環境 (Excel,Word,Zoom,動画編集など) を構築したい。
(予算は10万円程度)
4つのポイント
PBP対応か
PBPとはPicutre By Pictureと呼ばれ、複数のPCやタブレットなどの端末を接続した際に、モニター内でそれぞれを分割して表示することが出来る機能。
これがあることで、HDMIスイッチャーなど他の機械を必要としないかつ、大きな視線移動をなしに2つのPCを使う作業が楽にできるようになります。
液晶タイプ
TN液晶は応答速度に優れゲーム用モニターで採用されることが非常に多いですが、斜めに見たときの色変化が多く出てしまうのである程度大きいモニターが欲しい今回は不向きなので却下。
VA液晶は黒の表現に優れ、比較的応答速度にも優れていますが、TN液晶と同様に視野角による色変化が大きいので却下。(具体的には黒が白っぽく見えるようになる特性がある)
IPS液晶は色表現に優れており、視野角も広いので今回の用途に合致。
応答速度は明確にTN液晶に比べ劣っているが、ゲームをする訳ではないので問題なし。
PD充電できるか
(MacBookを使うので) USB-Cケーブル一本で電源供給と映像出力を同時に済ませられるとケーブルが少なく見た目がスタイリッシュなだけでなく、家のコンセント数を気にしなくて良くなるのが大きかった。
画面サイズとグレア
私のデスクは一般的な大きさの120cm*60cmなので、最初は27~32インチで考えていたが、PBP対応のものがまず多くなかったことに加え、PBPで表示する場合は43インチないと厳しいという意見が散見されたので43インチに決定。
そして、余計な反射を抑えたほうが目が疲れないので、アンチグレアで条件を絞ると・・・
2件しかない・・・!
LG 43UN700-B VS. Dell U4320Q
LG 43UN700-Bのメリット・デメリット
メリット
- 色の多さが10bit
- 輝度が400cd/㎡
- HDR10対応
- 価格が約4万円安い
- リモコンが付属
デメリット
- スタンドが高さ調整不可
- VESAが200*200のみ
- 上記に加え、段差があるので100*100のモニターアームで使いたい場合は変換アダプターとスペーサーが必要な場合がある
- 応答速度が8ms(GtoG High)
Dell U4320Qのメリット・デメリット
メリット
- 応答速度が5ms(GtoG High)
- スタンドが高機能
- メーカー保証が充実(ドット欠け保証など)
デメリット
- 色の深さが擬似10bit(8bit+FRC)
- 価格が約4万円高い
- 輝度が350cd/㎡
- リモコンがない
- スピーカー非搭載
まとめ
正直なところ、Dell U4320Qを選ぶ理由が無さそう・・・。
4万円の価格差を考慮すると、LGのコストパフォーマンスは非常に高く、痒いところに手が届かずに惜しかった先代の43UD79T-Bから、順当な進化を遂げているようです。
スタンド機能の差は大きいが、価格差でモニターアームやテレビスタンドなどを用意すれば良いので、今回はLG 43UN700-Bを選ぶことにしました。
次回、実機レビュー。