2021年にリニューアルされることが決定されています。
変更点はこちらにまとめておりますので、今後発行を検討されている方は、合わせて下記記事をお読みください。
ポイントプログラム・年会費(家族カード含む)・券面デザイン以外は基本的にこちらの記事に掲載の情報から引き継がれております。
また、突撃可能になっているようです。
大丸松坂屋お得意様ゴールドカードとは
百貨店の大丸・松坂屋の母体であるJ.フロントリテイリング(株)の子会社であるJFRカード(株)が発行するクレジットカードで、所謂外商カードと呼ばれる類のものです。
提携カード会社は三井住友カードと三菱UFJニコスで、VISAとMastercardの2つの国際ブランドから選ぶことが出来ます。
・主な特典
- 年会費3,000円(税別)
- 家族カード4枚まで無料
- 大丸松坂屋での買い物が10%割引(初年度10%、翌年からは前年度買い物実績によって変動 70万円以上→10%割引、30万円以上→8%割引、30万円未満→5%割引、※定価商品最大10% 食品・レストラン1%)
- 担当外商スタッフが付く
- カードホルダー限定優待アップセール(+3%、10%割引が適用されている場合は13%割引に)
- 外商顧客限定WEBサービス
- 外商サロン
- 駐車場優待
- 購入した品物を外商サロンで受取、荷物預かりサービス
- その他一般的なゴールドカードの特典
- 限度額300万円
入会方法・審査基準
・案内DMで入会
私は自宅ポストに案内DMが投函されていて、そこから入会したのですが(大丸の購入実績はほぼなし)、一般的には年100万円を大丸松坂屋(JFRカード利用)で利用してインビテーションを待つか、外商カウンターなどに突撃申込する方法があります。
また、私のところにも「紹介してくれませんか?」とのDMやメールが来るので既存ホルダーに紹介してもらうのも手です。
主に属性が重要視されているようで、百貨店で買い物をする人物であるかどうかを良く見ているようです。
実際に入会する際に、案内を返送した後に電話が掛かってきまして、
- どこの百貨店を利用しているか?
- 普段は何を買うか?
- 最寄りの(大丸松坂屋の)店舗ではどういう商品を買いたいか?
といった点を聞かれました。
突撃する際は「百貨店をよく使う」というアピールをしたら良いかもしれません。
・年収1,000万円
必要な年収は諸説ありますが、入会案内書類には年収1,000万円が基準と書かれております。しかし、上述の通りに「百貨店で買い物をする人物であるか」が重要ですので可能性はあります。
特に最近は新型コロナウイルスの影響で、百貨店は厳しい局面に立たされており太客・安定客確保に必死なようなので、以前より緩くなっている可能性が高いです。
(紹介キャンペーンの案内が以前より増したので)
株主優待を持っていたら年間70万円使わなくてよいかもしれない
70万円を利用しないと10%割引が適用されなくなるのですが、株主優待を持っていれば無理して70万円を使う必要はありません。
ちなみに、外商カードは食品は1%のみの割引になりますが、株主優待を使えば10%割引が適用されます。これはかなりの高評価ポイントです。
事業主でお中元などで多額の出費をする方は70万円達成は容易かもしれませんが、あまり物を増やしたくなく、程ほどにしか買い物をしない我が家では70万円は中々ハードルが高いです。
大丸・松坂屋以外でのショッピング利用も対象だったら簡単ですが・・・。
この大丸松坂屋お得意様ゴールドカードも、株主優待と併用が可能なカードになるので、株主優待おすすめです。
ラウンジと外商サロンは良い特典
・D’sラウンジ
大丸東京11FにあるD’sラウンジトーキョーは大丸系のサロンで最も大きな場所になりますが、東京駅の隣する好立地で新幹線の時間待ちなどに利用できます。
ドリンク無料で、フリーWi-Fiサービス、荷物預かりサービスがあります。
こちらのラウンジはダイナースプレミアムや三井住友VISAプラチナなどでも入れますが、外商顧客は荷物預かりサービスなどで優遇されるようです。
心斎橋にもD’sラウンジがあり、東京より規模は劣りますが、昨年改装されたこともあり非常に綺麗な空間となっています。
・お得意様サロン
その他外商サロン(お得意様サロン)は、神戸・京都・札幌にあります。
中はこじんまりとしていますが静かな空間で美術品がそれとなく展示されています。神戸ではドリンクはセルフとなっていました。
入室の際に外商カードを受付スタッフに提示すれば入れます。(同伴1名?まで可)
営業されることはなく、時間潰しに寛げることができました。
駐車場特典
駐車場特典は店舗により異なっていますが、各店舗の直営・提携駐車場で基本的に2時間、又は3時間無料が付帯します。
昨年改定されていて、詳しい情報をまとめきれないのですが、主要な例外として梅田店が3,000円以上の買い物が必要、京都店が廃止、高槻店が1時間のみ(2,000円以上の買い物で+2時間)といった感じになっています。
年会費3,000円のカードで都心の駐車場が無料で利用可能になるのは結構すごいことではないでしょうか?
外商サービス全般
・外商
大丸の買い物実績なしで入会したこともありますが、優良顧客認定はされていないので向こうからの営業をされたことはないですが、店舗でこのカードを出すと丁寧な接客をされることが多いです。
外商顧客といっても昔より門戸が広がり人数が増えているので、トップレベルまでならないと、限定品を回してもらえたりといったことはなさそうですが、商品取り寄せはやっていただけます。
クレジットカードのコンシェルジェは、商品取り寄せまでは中々やってもらえないので、外商カードを持っていると安心です。
冠婚葬祭などのライフイベントや、旅行の手配も外商は行ってくれるので、いずれ使ってみたいですね。
・Connaissligne
大丸松坂屋ではコネスリーニュと呼ばれる、外商顧客向けのWebサービスを行っており、このサイトより担当までチャットで依頼や質問を行えたり、厳選商品やセールなどの情報を見ることができます。
昨年始まったばかりのサービスですが、数か月前に大幅アップデートが行われ、充実してきています。先進的な取り組みで今後に期待です。
まとめ
年会費3,000円で家族カード無料という圧倒的コストパフォーマンスで維持できるだけでなく、駐車場優待やラウンジ等の買い物をしなくても使える特典が豊富で、一生手放せないカードの一つです。
他の外商カードと比較しても、大丸松坂屋お得意様ゴールドカードは優れていると思いますし、入会する機会に恵まれた方は是非入ってみるとよろしいかと思います。
阪急百貨店がクレジットカードの指定がなく株主優待が使える関係で、最近は大丸へ行っていませんが、感謝の気持ちを込めて今度伺おうかなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。