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ラグジュアリーカードとアメックスのメタルカードを真面目に比較する

現在日本で発行されていて入手しやすいメタルカードは、元祖メタルカードである「ラグジュアリーカード(LUXURY CARD)」とアメックスの「プラチナカード」の2種類です。一応、Revolutもメタルカードの発行があるようですが、クレジットカードではないので今回は除外します。(センチュリオンもインビテーションのみなので除外です)

まず、ラグジュアリーカードから見ていきます。

※ラグジュアリーカードは、「初年度年会費半額キャンペーン」と「新生銀行口座開設&引き落とし設定で一万円相当のポイントプレゼントキャンペーン(こちらは2021年2月末まで)」が実施されているので、心理的ハードルは少し下がっているかもしれません。年会費全額返金キャンペーンも開催されています。アメックスプラチナカードは紹介入会で3ヶ月以内に100万円(営業担当経由だと50万円)利用で60,000ボーナスポイント、WEBからの通常申込で40,000ボーナスポイントがもらえます。

目次

ラグジュアリーカード

ラグジュアリーカードの紹介記事は何度か書いていて、そちらで書いていることの再掲も多いですが、ラグジュアリーカードはステンレスの板にカーボンシートを貼り合わせて作られています。重量は約22gとなっています。

2層構造です

表面には各カードの種類を表す文字(GOLD・BLACK・TITANIUM)、カード番号、有効期限、氏名がレーザーによって刻印されています。手触りとしてはわずかに凹凸を感じる程度で、横から見ても分からないレベルでしか盛り上がっていません。

その他に、マスターカードのロゴが右下にあしらわれており、これは20分掛けて削り出されているそうです。このロゴは是非実物を見てもらいたいですが、素晴らしい出来栄えで、光の当たり方によって表情を変えます。

また、ICチップは小型のタイプが採用されています。予備端子を排除していますが、実際予備端子が必要なケースはないようで、このICチップが原因で決済できなかったことはありません。日本でこのICチップを採用しているクレジットカードは他にないのではないでしょうか?(Revolutはプリペイドなので)

裏面はカーボンシートに覆われており、磁気テープもしっかりと真っ黒のものが採用されており、統一感もバッチリです。印字を全て英語表記にするという拘りっぷりで、日本語表記は一切ありません。署名欄も他では見たことがない素材が採用されており、紙でも布でもないものとなっており、取って付けた感が薄いです。

表面に戻りまして、塗装のことについて触れたいと思います。私が持っているのはBLACK CARDですが、BLACK CARDではマット仕上げの塗装がされています。シールを貼っている訳ではなく完全に塗装のようで、塗装を剥がすと下地のステンレスが出てきます。長く使っていると、摩耗した部分が艶ありになっていき、最終的にはステンレスの銀色の下地が見えるといった経年劣化の仕方をしていくと思われます。

GOLD CARDでは24金のメッキが採用されていますが、こちらも同様にステンレスに下地塗装を行った後にメッキ処理を行っているのしょう。アプラスは祖業は株式会社奥野亜鉛鍍金工場というメッキ工業ですので、相性はバッチリといったところでしょうか。(日本で作っているのかは不明ですが・・・)GOLD CARDは光沢感が強く艶ありですので、線傷が目立つのは仕方ありませんが、存在感はすごいです。最も、好みは分かれてしまいそうですが。

TITANIUM CARDは個人的に最も好きな見た目をしています。ヘアライン風の塗装で仕上げており、線傷が目立ちにくいのが利点です。実物は画像で見るよりも光を反射するので明るい印象を覚えます。使い込んだカードの画像を見るに、ステンレスに直接ヘアライン仕上げを行っている訳ではなく、塗装によってヘアラインっぽい質感にしているようです。

アメックス プラチナカード

アメックスのメタルカードは最上位カードであるセンチュリオンはチタン製となっていますが、プラチナではステンレス製です。ステンレスの板に、2枚の黒色と白色のプラスチックを組み合わせて作られています。ラグジュアリーカードとは異なり、3層構造になっています。プラチナではコンタクトレス決済が利用可能になっているので、その為に3層構造になっているのではないかと予想していますが、真偽はどうなのでしょうか。重量は約18gです。

表面には、全面にアメックスのプロパーカードの特徴であるトランプのような模様と、AMERIAN EXPRESSという文字、そしてセンチュリオンが真ん中に鎮座しています。

ラグジュアリーカードとは異なり、カード番号や有効期限は裏面ですので、表面には氏名、セキュリティコード、入会年度が記載されています。

ICチップはアメックス公式サイトの画像では小型のものになっていますが、実物は大型のものが搭載されています。見本画像が絶対に実物と一緒である必要はありませんが、なんだかなぁ~と思ったりもします。

出典: https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/platinum-card/

裏面は、通常のアメックス発行のカードと大きく異なるところは素材です。通常のプラスチックカードでは1つのプラスチックに印字されているだけですが、メタルカードでは別のものを使っているのでマットな質感になっています。右上の製造ロットか何かを表しているであろう部分が「USA xx.xx」となっているのも、プラスチックカードと異なる点です。(プラカードではJPN xx.xxという表記でした) また、カード番号と有効期限が裏面に移っております。ここのフォントがいささか気の抜けるゴシック体になっているのは可読性を考慮したからでしょうか・・・?

同様に表面の話に戻りたいと思います。どうやらアメックスプラチナカードでは、ステンレスに氏名・入会年・セキュリティコードを除いた意匠を印刷したシールを貼っているようです。そして、その完成品の上に、会員それぞれに与えられる数字を印字しています。これは手触り的にレーザー刻印ではなく、上に何かが載っていますので普通の印刷のような気がしますが、グレー色のようなもので光の当たり方によっては見づらいです。

ラグジュアリーカードとは異なり複雑な模様をしているので、塗装ではなくシールを貼る方法を選んだのだと思いますが、このシールの耐久性は低いようで、届いた時から引っ掻き傷が付いており、その部分が剥がれていました。中心のセンチュリオン(隊長ロゴのことです)も、斜めにして光を当ててみると、もっこりしているのが分かってしまいます。

まとめ:クオリティはラグジュアリーカードの勝ち

実際ここまで物理カードのクオリティを気にする人は稀有でしょうが、両者ともにメタルカードを売りにしているのでクオリティは気になります。(デザイン的な好みを抜きにして)塗装や拘りレベルでは、間違いなくラグジュアリーカードの勝利です。アメックスは非接触型決済機能を搭載している点でリードしていますが、全体的にコストを抑えて作ろうとしているのが垣間見えます。

文字比較
裏面比較

ラグジュアリーカードからは(彼らが言うように)クラフトマンシップを感じられますが、アメックスプラチナのメタルカードからは量産品の匂いがします。落とした時の音もラグジュアリーカードは金属の音がしますが、アメックスプラチナはプラスチッキーな音がします。(音声比較については海外YouTuberの方がクオリティの高い動画を上げていたので、こちらを観ていただくと良いかもしれません)

出典: https://www.luxurycard.co.jp/feature/construction

しかしながら、ラグジュアリーカードはその製作過程に掛かっているコストのせいかデザイン変更には慎重なようで、未だ非接触型決済に対応する様子はありません。今のトレンドとしては、カード番号を裏にしてセキュリティを高めたり(三井住友カードやアメックス、Apple Cardのように)、コロナのこともあって非接触型決済を利用しようというキャンペーンが活発ですが、それからは遅れてしまっているように感じるのが正直なところです。本ブログでも先日取り上げたように、大手小売店でメタルカードが使えない現状だと、プラスチックカードを別途発行できるオプションが欲しいです。

また、ラグジュアリーカードとアメックス以外のメタルカードが増えてほしいとも思います。実用的なところでは、曲がったりせずにポケットに一枚だけ突っ込む使い方ができるくらいで、特に優れているものでもありませんが、何より”ロマン”があります。ダイナースプレミアムがメタル化される噂が実現されて欲しいですし、日本人としてはJCBザ・クラスのメタルカードを見てみたいです。加えて、日本未上陸のApple Cardはステンレスではなくチタン製ですし、デザイン的にも最も先進的なので日本で発行開始する日が待ち遠しいです。

出典: https://markets.businessinsider.com/news/stocks/apple-goldman-sachs-picky-approving-apple-cards-2019-10-1028601449

Goldman Sachsが現在申請中の銀行免許が無事に通れば、発行開始する可能性がなくはないかもしれません。

今回は、日本で発行されている2つの金属製クレジットカードを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。またこのような比較記事を書いていきたいと思っていますので、見に来ていただければ幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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