さて、前回アメックス プラチナカードを申し込み、先日着弾しましたのでアメックス プラチナが届いたあとにすることをまずまとめていきたいと思います。「もうそんなの知ってるよ!」という方は、後半の券面紹介と雑談だけでも見ていっていただければありがたいです。
使い出すまで
基本設定
アメックスは本人限定受取郵便で届く
新規でも簡易書留で届くカードも多いですが、アメックスの場合は本人限定受取郵便で来ます。まず、ポストに封筒に入った形で、「特定事項伝達型本人限定受取郵便到着のお知らせ」というものが届きますので、それと本人確認書類を一緒に持って該当の郵便局へ受け取りに行くか、FAXもしくは電話をして配達日時を指定します。
個人的には郵便局へ行ったほうが早く済むので好きです。
口座振替の設定
営業経由など書面での申込だと口座振替依頼書を同封して送るので、口座振替の設定をする必要はありませんが、ネットで申込を行った場合は口座振替の設定を忘れずにするようにしましょう。アメックスの場合は設定しなくても使えてしまうので、偶に忘れて支払遅延してしまう方がいるので気を付けてください。
電話用暗証番号の設定
2枚目以降だとこの設定はしなくても良いですが、初めての場合は裏面のコンシェルジェ(カードデスク)に電話を掛けて自動音声に従って操作して下さい。この電話用暗証番号は今後もカードデスクやコンシェルジェに掛ける際に必要になります。
オペレーターと話すことはないです
ICカード暗証番号の設定
続いて、ICカード暗証番号を設定します。この設定は電話とWEBどちらからでも設定が可能です。アメックス既存の場合は、WEBで済ますのが簡単です。
WEBから設定する場合は、オンラインサービスにログイン→「登録情報の変更」→「お持ちのカードについて」の欄から「ICカード暗証番号の登録」を選び設定して下さい。その際に、電話用暗証番号とカード券面に記載のセキュリティコードが必要となります。
電話での暗証番号登録は、上記の電話用暗証番号の設定と同じタイミングで行えますので、同時にやってしまうのも手です。
ICカードを設定しただけではカード本体にその情報が書き込まれていませんので、一度実店舗で決済をする必要があります。注意事項に記載の通り、初回決済の場合はサインを求められてしまうので、おすすめは暗証番号不要の店で一度決済を済ませてしまうことです。コンビニやスーパーなどの少額決済であればサイン/暗証番号不要の店舗で、一度決済してしまえば次回からはどこでも暗証番号で決済が可能になります。
タッチ決済でもいけるはずですが要確認です
特典周り
ステータスマッチ・プライオリティパスの申請
オンラインサービスにログイン後、こちらのURLにアクセスして下さい。
ログイン後に、プラチナWEB→「ホテル・メンバーシップ」をクリックし案内に従っていくことで、同様のページを開くことができます。
それぞれ、氏名住所を入力していきますが、それぞれのアカウントを既に持っている方は、アカウント番号を入力することを忘れないようにしましょう。複数作ってしまっても後ほど統合することが可能ですが、中々電話が繋がらなかったり面倒になってしまうので忘れないようにして下さい。1〜2週間ほどでアカウントのセットアップのメールが届くので、ログインしてそれぞれのホテルアカウントの初期設定を完了させましょう。
ホテルが提供しているアプリを入れることで、iPhoneユーザーの方はWalletのアプリにそれぞれの会員証を入れられます。見た目が賑やかになるのでおすすめです(笑)
プライオリティパスはWEB登録を済ませたらすぐに使えるようになりますが、物理カードは1ヶ月ほどかかって届くのでお急ぎの場合は気を付けて下さい。アプリ会員証だとラウンジ使用を断られるケースが海外で稀にあるそうです。
メンバーシップ・リワード・プラス
メンバーシップ・リワード・プラスはAmazon利用などで3%還元になったり、海外利用で3%になったりするポイントプログラムですが、プラチナカードの場合は無料で利用できます。
登録をしないといけないものなので、決済を始める前に登録をすることを強くおすすめします。
メンバーシップ・リワード・プラスへ登録後、「ボーナスポイントプログラム」、「海外利用ボーナスポイントプログラム」にそれぞれ登録することが必要なので、3回登録ボタンを押すことになります。
2021年1月現在、ポイントが3%になる対象サービスは、Yahoo! JAPAN・iTunes/App Store・JAL公式ウェブサイト(航空券、ツアーなど)・HIS・アメックストラベル・Amazon.co.jp(プライム会費などは対象外)、というラインナップになっておりかなり使えます。海外利用は単純に外貨建て決済のものが一律で3%になります。外貨建て決済する場合は手数料(2%程度)を取られますが、その分をボーナスポイントで回収できるイメージとなっています。海外利用で現地通貨と日本円が選べるケースでは、現地通貨を選ぶようにすることをおすすめします。
ボーナスポイントは9月から翌年8月末までの期間で100,000ポイントまでが付与されるということになっており、5,000,000円決済分までが対象となります。
ポイント利用についてもリワード・プラスに登録することでレートがアップします。ポイントを支払に充当する場合に、航空券などの航空会社での利用について1ポイント=0.3円が1ポイント=1円になり、ホテルでは0.8円、その他は0.5円となります。マイルへの移行も手数料なしでANAへ1:1のレートで移行できますが、年間移行上限は40,000ポイントまでとなります。
招待日和
2人でコース料理を注文すると1人分が無料になる招待日和サービスも登録が必要です。
ログインの上、招待日和のページにアクセスした上で会員登録を行えば利用できます。この特典はホテルとは異なり、10 分ほどで登録が完了します。
家族カードも忘れずに
ここまでやってきたことは口座振替とメンバーシップ・リワード関連以外、家族カードでも同じように登録を行えます。ホテルステータスをそれぞれのアカウントに付与できますし、プライオリティパスも家族自身の名義で発行することができます。アメックス プラチナの最大のメリットですので、有効に活用しましょう。
以前の記事でも何度か書いていますが、家族会員でも本会員と同じように特典を利用できるのはアメックス プラチナだけで、発行条件に同居という項目がありません。アメックス社員に確認したところ、WEB上に記載の「配偶者・両親・18歳以上の子供」以外であっても発行できる場合があるとのことです。(兄弟姉妹や籍を入れていないパートナーなど)
リスク管理の問題があるので誰でもいけるという訳ではないですが、気になる方はアメックスにお問い合わせ下さい。
券面レビュー(黒茄子、JCBプラチナ、ラグジュアリーカードと比較して)
さて、昨年変わったばかりの券面画像を載せていきたいと思います。大きく変わった訳ではありませんが、PLATINUMの文字が消され、中央のセンチュリオンの顔が少し凛々しくなり、縁のトランプのような模様が細くなるなどの変更点があります。
この4枚を比較すると、アメックスプラチナのスタイリッシュさが目立ちます。ラグジュアリーカードもシンプルな見た目でメタルカードの質感は圧倒的に高いのですが、カード番号が表なのが個人的には好みではないです。JCBプラチナは箔押しが綺麗で結構お気に入りなのですが、ICチップが一番簡素でダサさを感じます。あと文字が多いですね。
ダイナースは新券面にするとICチップがこのダサいものになってしまうので旧券面を愛用しています。Premiumのホログラムが綺麗ですが、昔の世界地図ホログラムに戻して欲しいとも思ってしまいます。(詳しくは「ダイナース ホログラム」でGoogle検索してみて下さい)
傷と指紋の目立ちやすさでもダイナースの新券面のピアノブラックは最悪です。ラグジュアリーカードのブラックも指紋はそこそこ目立ちます・・・
しかしながら、アメックス プラチナのメタルカードも届いた時から傷が付いていて、画像右下を見ていただいたら分かるように表面フィルムかコーティングが剥がれています。以前、アメックスのメタルカードの表面が剥がれて分離する事例を紹介しましたが、ちょっとクオリティが低いですね。見せられないのが残念ですが、アメックスプラチナの印字は上からシールのようなものを貼り付けているようで、ラグジュアリーカードのものと比較すると段差を感じます。ラグジュアリーカードの印字はレーザー刻印ですので、それと比較してしまうと取って付けたような雰囲気です。
まとめと使い分けの話
今回はアメックス プラチナが届いた際にやることを紹介しました。このブログは備忘録ですので、家族カードを新しく発行した際はこの記事を確認します(笑)カード券面ではアメックスを酷評しているようですが、デザイン自体は好きですし傷も目立たないので、気軽に使えるカードという点で評価しています。
どうやって使い分けているのですか?という質問が来ますが、私の場合は4万ポイント達成するまではダイナース プレミアムをメインで利用して、光熱費や社会保険料、Suicaなどはコンパニオンカードで支払って1%還元をもらっていました。しかしながら、これらの一部が2021年3月16日より対象外となるので、別のカードにしようかと思っています。
ラグジュアリーカードはメタルカードの静電気問題があるので、今はカード特典を利用するときのみに使用しています。AmazonやYahooショッピングでは3%になるのでアメックスを優先的に利用していて、ダイナースが4万ポイントを達成した後の決済もアメックスにしています。といっても、スーパーは提携カードを使いますし、百貨店では外商カードを使います。結局の所、提携カードを利用するのが最も得ですので。
JCBプラチナはコンシェルジュ目的と年会費が安いので惰性で保有している面があります。ザ・クラスが欲しいのですが30歳未満だとインビが来ないようなので、今は決済しておりません。(ポイント還元率が悪いので・・・)
コンシェルジュの使い分けはこちらの記事を参照して下さい↓
私がステータスカードを4枚も保有しているのは、完全に趣味で合理性はありません。アメックスに決済をまとめてセンチュリオンを目指すのも考えたりするのですが、ツイートしたように雇われだと厳しい面があるのですよね・・・。
最後は愚痴みたいになりましたが、本年も頑張って参りたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。